戦争によって遺されたもの
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愛国婦人会たすき

愛国婦人会は明治34年(1901)、傷病兵や遺族保護などを目的に創立され、 歴代の総裁に皇族をむかえ、地方でも土地の名士夫人を会員として、昭和12年末には会員数が338万人に達した。しかし日中戦争がはじまってからは、 愛国婦人会のほかに大日本国防婦人会(昭和7年発足)、大日本連合婦人会 (昭和6年発足)も、軍人援護や遺家族の救護活動、貯蓄奨励や生活の刷新などほぼ同じ活動を行っていた。しかも会の勢力拡張のための摩擦や対立が生じるようになり問題となったため、17年1月27日、3つの婦人会が統合して大日本 婦人会が発足した。この会には20歳以上の夫人が強制加入させられた。


国庫債券

政府が戦費を調達するために発行した国債。額面10円、昭和16年(1941)12月13日発行。


戦時報国債券

日本勧業銀行が昭和17年(1942)12月、大東亜戦争1周年記念として発行した債券。額面5円。


紙幣

昭和16年(1941)に発行された10銭紙幣。皇紀2600年(昭和15年)を記念して宮崎市に建立された「八紘一宇の塔」を図柄としたもの。


聴取無線電話私設許可書

「聴取無線電話」とはラジオのことで、ラジオ放送を聴くための聴取料を逓信局に支払った。聴取料は月額ほぼ1円であった。


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