終戦直後、米軍が発行した額面20円の軍票。A券の高額に対してB券は小額であった。 インフレを恐れた日本政府の要望により、B券もほとんど流通しなかった。
戦時中、戦争の長期化による衣料品の不足が著しくなってくると、政府は衣料品の配給制度を決め、衣料切符を交付した。 切符は点数制で、手ぬぐい3点など製品ごとに点数が決められ、国民は切符がなければ衣料品を購入できない制度であった。 この制度は戦後も継続され、繊維製品の生産が回復した昭和25年まで続けられた。 昭和24年8月1日、通商産業省発行。