第一補充兵は、戦時または事変に際し、必要に応じて現役兵の補充として第1次に召集され、平時でも一部のものは補欠として現役兵に編入された。また軍隊経験がないため、有事を想定した点検・査閲、軍隊教育等を行なう簡閲点呼への参加が義務付けられていた。
補充兵に交付された手牒で、身長、体重、学歴や職業等が記され、簡閲点呼の参加の証明が押印された。
第二補充兵は、戦時または事変に際し、国家総動員上の必要によって第一補充兵に、ついで第2次的に現役兵に編入された。