昭和11年(1936)9月25日、勅令によって帝国在郷軍人会令が公布され、陸・海軍省共同の監督下に置かれた帝国在郷軍人会が発足した。 在郷軍人会は全国統一的組織として、予備役の軍人によって構成され、軍の現役を離れた軍人が入会する団体であった。
帝国在郷軍人会会員の徽章。
軍隊経験者で、普段は生業についているが、戦時に際し必要に応じて召集され国防に任ずべき軍人の心得が書かれたもの。
兵役年限内にある男子が、徴兵検査前に読んでおくもの。