戦争によって遺されたもの
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平和祈念資料展示室の紹介
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宮崎県平和祈念資料展示室について
宮崎県平和祈念資料展示室は、戦没者のご遺族など戦争を体験された方々の御労苦を伝える数多くの資料などを通して、戦争の悲惨さや平和の尊さについて考えていただく場です。
1 展示室内のご案内
(1) 戦争の時代
昭和6年に始まった満州事変は、昭和12年に日中戦争に拡大し、昭和16年には太平洋戦争に突入しました。昭和20年の終戦まで、15年にわたる過酷な戦争の時代が続きました。
このコーナーでは、昭和初年から終戦までの過程を年表と写真で展示するとともに、「愛国婦人会たすき」「国庫債券」など戦時下の県民生活に関わる資料や、本県関係の部隊の資料を展示しています。
(2) 戦死者の相貌
戦時中は男子総人口の4分の1、ほぼ2世帯に1人強が出征しました。本県では、旧陸海軍をあわせて約15万人が戦争に参加しました。
このコーナーでは、出征や戦場での様子がわかる「馬匹徴発告知書」「陣中日誌」や、戦死者の思いを伝える「遺書」などを展示しています。
(3) 遺されし品々
本県出身の日中戦争以降の戦死者は、旧陸海軍を合わせて3万6千人以上に達しました。
このコーナーでは、「軍服」「鉄かぶと」など戦没者の遺された様々な遺品類を展示しています。
(4) 銃後の祈り
戦時中、一般国民は銃後と呼ばれました。銃後の女性たちは、戦地に向かう夫、息子、父親など愛する人のために千人針を縫い、ひたすらその無事を祈りました。
このコーナーでは、「千人針」「お守り」「慰問文」などを展示しています。
(5) 平和を語り継ぐ場
戦死者が家族や郷里に宛てた手紙、手記類の閲覧ができます。また、戦争体験者の証言をテープで聴いたり、遺骨収集や延岡空襲等に関するビデオを視聴することができます。戦争に関する図書の閲覧コーナーもあります。
2 開室時間 |
午前10時から午後4時まで |
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3 入場料 |
無料 |
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4 休室日 |
土曜日、日曜日、祝日、年末年始(12月29日から1月3日) |
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5 アクセス |
JR宮崎駅から車で約5分、徒歩で約20分 |
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宮崎交通バス「橘通2丁目」バス停から徒歩約5分 |
〒880−0012 |
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宮崎市末広1丁目5番19号 宮崎県遺族会館1階 |
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電 話 |
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0985−22−2858 |
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FAX |
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0985−20−9495 |
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平和祈念資料展示室の紹介
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